
・書類選考を通過できる志望動機の書き方が知りたい!
・すべての企業に対してそれぞれ志望動機書くの大変…
こんな悩みを解決できます。
なぜなら、僕は実際に未経験からのエンジニア転職活動において、ポイントを押さえた志望動機を書くことで約8割の確率で書類選考を通過できたからです。未経験だと門前払いもある中で、この通過率は高い方だと思います。
この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す人に向けて、書類選考通過の確率がグンっと上がる志望動機の書き方を解説します。また数多くの企業の志望動機を効率的に書く方法についても合わせて解説します。
この記事を読み終えると、書類選考を通過しやすい志望動機の書き方が分かり、きっと転職活動で良いスタートを切ることができますよ。
ぜひ読み進めてみてください。
もくじ
エンジニアの志望動機の書き方3つのポイント
エンジニアの志望動機を書く際には次の3つのポイントを押さえましょう。
- なぜエンジニアになりたいのか
- なぜその企業で働きたいのか
- 入社後どのように活躍するのか
以下で順番に解説していきます。
①なぜエンジニアになりたいのか
志望動機の最初には、あなたが転職活動を行う根本的な理由である「なぜエンジニアになりたいのか」を書きましょう。
なぜなら、企業側はあなたが明確な目的を持ってエンジニアを目指しているのかどうかを確認したいからです。
実際、この「なぜエンジニアになりたいのか」という質問は面接でも"必ず"と言って良いほど聞かれます。僕も100%の確率で聞かれました。
そして、書く際は「きっかけ」と「目的」をできるだけ具体的に入れると良いですよ!
具体的に書くことで文章に説得力が出て「長期的に働いてくれそうだ」という印象も与えることができます。
②なぜその企業で働きたいのか
次に、数多くある企業の中でも「なぜその企業で働きたいのか」を書きましょう。
なぜなら、企業側は自社に熱い想いを持った人を採用したいからです。特にベンチャー企業の場合だとこれが重要視されます。
「企業理念への共感」「自社サービスへの興味」「会社ビジョンへの共感」などを切り口に書くと良いですよ。
しかし、これらを書くにはまずその企業を詳しく知る必要があります。
サービス内容はHPで最低限調べるとして、僕のオススメはWantedlyでその企業が大切にしている点を調べる方法です。
引用元:Wantedly
上の図のようにその企業の「価値観」が挙げられているので、これをベースに書くと良い感じに書けますよ!
③入社後どのように活躍するのか
最後に、「入社後どのように活躍するのか」を書きましょう。
なぜなら、企業側にとって最も重要なのは、あなたを採用することによって会社にどんなメリットがあるのか、ということだからです。
これまでの「なぜエンジニアになりたいか」「なぜその企業で働きたいのか」はあなた自身のメリットです。
企業もボランティアで採用するわけではありません。
あなたを採用することで自社にどんなメリットがあるのかを具体的にイメージできればできるほど、採用される確率もグンっと上がってきますよ。
この相手目線に立って考えることができると、今回の志望動機だけでなく、面接の受け応えでもかなり印象が良くなりますよ!
エンジニアの志望動機の例文
これまでに紹介したエンジニアの志望動機の書き方3つのポイントを踏まえて、「未経験からエンジニアを目指す人」の志望動機例を紹介したいと思います。
志望動機例)
私は自分自身の技術を使って多くの人の役に立ちたいと思い、エンジニアを志望しました。私は今まで営業として決まった商品をお客様に提供するだけで、自分ではお客様の要望するモノを自由に形に出来ないことにずっと違和感を感じていました。このことから、自分自身が技術力を身に付けお客様の要望に対してしっかりと価値を提供できるようになりたいと考えています。数ある企業の中で貴社を志望する理由は、〇〇や△△など数多くのクオリティの高いスマートフォンアプリやゲームをリリースしている技術力の高さに魅力を感じたからです。自身のプログラミング学習でも貴社の技術ブログを参考にさせて頂き、このようなノウハウを蓄積する文化が技術力の高さにつながっているのだと身を持って感じました。入社後は、エンジニアとしての基本スキルを磨いたのち、持ち味であるコミュニケーション力を生かして、PMとしてプロジェクト推進に取り組みたいと考えています。
オリジナルのエピソードなどを加えて、具体的に伝えられるとさらに良くなりますよ。
多くの企業の志望動機を効率的に書く方法
「なんとか1社の志望動機は書けたけど、あと10社以上も書かないといけない…」という方、安心してください。
先ほどの3つのポイントに沿って書くことで書類選考通過の確率が上がるだけでなく、多くの企業の志望動機を効率的に書くことができますよ。
以下ではその手順を解説していきます。
1社目:3つのポイントを押さえながら志望動機を書く
まずは先ほど説明した3つのポイントを意識して、第一希望企業の志望理由を書きましょう。
- なぜエンジニアになりたいのか
- なぜその企業で働きたいのか
- 入社後どのように活躍するのか
志望動機例では3つのポイントはそれぞれ以下のようになります。
①私は自分自身の技術を使って多くの人の役に立ちたいと思い、エンジニアを志望しました。私は今まで営業として決まった商品をお客様に提供するだけで、自分ではお客様の要望するモノを自由に形に出来ないことにずっと違和感を感じていました。このことから、自分自身が技術力を身に付けお客様の要望に対してしっかりと価値を提供できるようになりたいと考えています。②数ある企業の中で貴社を志望する理由は、〇〇や△△など数多くのクオリティの高いスマートフォンアプリやゲームをリリースしている技術力の高さに魅力を感じたからです。自身のプログラミング学習でも貴社の技術ブログを参考にさせて頂き、このようなノウハウを蓄積する文化が技術力の高さにつながっているのだと身を持って感じました。③入社後は、エンジニアとしての基本スキルを磨いたのち、持ち味であるコミュニケーション力を生かして、PMとしてプロジェクト推進に取り組みたいと考えています。
2社目以降:「②なぜその企業で働きたいのか」だけを書き換える
2社目以降は「②なぜその企業で働きたいのか」だけを書き換えていけばOKです。
志望動機例でいうと黄色の下線部分を換えれば良いということです
<1社目>
私は自分自身の技術を使って多くの人の役に立ちたいと思い、エンジニアを志望しました。私は今まで営業として決まった商品をお客様に提供するだけで、自分ではお客様の要望するモノを自由に形に出来ないことにずっと違和感を感じていました。このことから、自分自身が技術力を身に付けお客様の要望に対してしっかりと価値を提供できるようになりたいと考えています。数ある企業の中で貴社を志望する理由は、〇〇や△△など数多くのクオリティの高いスマートフォンアプリやゲームをリリースしている技術力の高さに魅力を感じたからです。自身のプログラミング学習でも貴社の技術ブログを参考にさせて頂き、このようなノウハウを蓄積する文化が技術力の高さにつながっているのだと身を持って感じました。入社後は、エンジニアとしての基本スキルを磨いたのち、持ち味であるコミュニケーション力を生かして、PMとしてプロジェクト推進に取り組みたいと考えています。
<2社目>
私は自分自身の技術を使って多くの人の役に立ちたいと思い、エンジニアを志望しました。私は今まで営業として決まった商品をお客様に提供するだけで、自分ではお客様の要望するモノを自由に形に出来ないことにずっと違和感を感じていました。このことから、自分自身が技術力を身に付けお客様の要望に対してしっかりと価値を提供できるようになりたいと考えています。数ある企業の中で貴社を志望する理由は、□□という理念に大変共感したからです。私は今までの仕事でも□□を意識しながら仕事を進めてきたため、その考え方の重要性は十分理解しています。したがって、今後もこのような考えの下でお客様に価値を提供し続けることにチャレンジしていきたいです。入社後は、エンジニアとしての基本スキルを磨いたのち、持ち味であるコミュニケーション力を生かして、PMとしてプロジェクト推進に取り組みたいと考えています。
いかがでしょうか?2社目の志望動機が思ったより早く書けたのではないでしょうか?
このように3つのポイントを意識して書くことで各企業に特化した内容の部分だけを書き換えればよく、多くの企業の志望動機を効率的に書くことができます。
エントリー書類を提出したら面接の準備をしよう!
志望動機を書いてエントリー書類を提出したら、あとは書類選考の結果を待つだけです。
なので、その間に面接の準備をしましょう!
僕の経験上、面接で聞かれることはどの企業もだいたい同じなので、書類選考の結果を待たずに先に準備してOKです。
以下の記事で面接で良くされる質問7選について解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
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【エンジニア面接対策】よくされる質問7選を実体験をもとに解説!
まとめ:志望動機は3つのポイントを押さえればOK!
今回は未経験からエンジニア転職を目指す方に向けて、書類選考通過の確率がグンっと上がる志望動機の書き方と数多くの企業の志望動機を効率的に書く方法について解説しました。
これから転職活動を始める方はぜひ参考にしてみてください。