
・実際のところどうなのか知りたい!
こんな悩みを解決できます。
結論から先に言うと、数学が苦手でもプログラマーになることは十分可能です。
プログラマーというと理系職のイメージが強く、プログラミングに詳しくない人からすると高度な数学の知識が必要だと思うかもしれません。
確かに数学が得意な人はプログラマーに向いている傾向はありますが、実はプログラミングに数学の知識が直接的に必要というわけではないんですね。
この記事では、数学が苦手でもプログラマーになれる理由やプログラマーに必要なスキル、数学が苦手な未経験からプログラマーになる方法を解説します。
この記事を読み終えると、数学が苦手でもプログラマーになれることが分かり、自信を持ってプログラミング学習をスタートできますよ。
ぜひ読み進めてみてください。
もくじ
数学が苦手でもプログラマーになれる理由
なぜ数学が苦手でもプログラマーになれるのか、その理由を解説していきます。
プログラミングに数学の知識はほとんど必要ないから
まず、プログラミングに数学の知識はほとんど必要ないからです。
プログラミングを触ったことがない人からすると、プログラミングには高度な数学の知識が必要だと思うかもしれませんが、実はほとんどのプログラマーの場合、数学の知識は不要です。正確に言うと、四則計算ができれば問題ないです。
もちろん数学が得意な人の方が論理的思考力も高い傾向にあるため、プログラミングも得意な傾向があることは事実ですが、直接的に数学が必要になるわけではありません。
なので、数学が苦手でもプログラマーには十分なれます。
一部の分野では数学の知識が必要になる
ただし、以下の分野では数学の知識が必要になる場合があります。
- ゲーム開発
- 人工知能(AI)開発
- 統計解析
例えば、ゲーム開発では、キャラクターの動きが滑らかになるようにプログラムの中で物理式や数式を用いることもあります。
なので、こういった分野に進みたい方は数学の知識が必要になるかもしれません。
ですが、これ以外の分野の場合、数学が必要になることはまずありませんよ。
数学が得意でない文系でもプログラマーになっている人は大勢いるから
またもう一つの理由に、数学が得意でない文系でもプログラマーになっている人が大勢いるから、というのもあります。
こちらの図を見てください。ITエンジニア全体(プログラマー含む)における文系と理系の割合を示しています。
引用元:IT人材白書2020
このデータが示す通り、全体の30%以上が文系出身者です。
しかも、理系の方がプログラマー志望者数が多いことを考えると、プログラマーになれる割合自体は理系も文系もほとんど変わらないんですよね。
なので、統計データから分析しても、数学が苦手でもプログラマーになることは十分可能だと言えます。
プログラマーに必要なスキル
プログラマーには数学の知識は必要ないと言いましたが、プログラマーにはもっと他に必要なスキルがあります。それは次の3つです。
- 論理的思考力
- 継続力
- 最低限のコミュニケーション能力
それぞれ以下で詳しく解説していきます。
論理的思考力
まず論理的思考力です。
これはプログラマーだけでなく、生きていく上でももっとも大切なスキルの一つです。
プログラミングはコンピュータに命令するものであり、コンピュータはプログラムされた命令通りにしか動きません。
例えば、「Aの場合はB、CかつDの場合はEを実行する」のように論理を組み立ててプログラムを書く必要があるんですね。
なので、人が意図した通りに動かすには論理的思考力が必須となります。
継続力
プログラマーには継続力も必要になります。
なぜなら、プログラミングでは数多くのエラーを対処していく必要があるからです。
どんなに優秀なプログラマーでもエラーは発生します。その際、根気強く継続してプログラミングができるかが重要になります。
実際、多くのプログラミング初心者が継続できず挫折してしまいますからね。
またプログラマーは常に新たな技術をキャッチアップしていく必要があるので、そういった意味でも学習を継続できる力が必要になってきますよ。
以上から、プログラマーには継続力も必要になります。
最低限のコミュニケーション能力
これはプログラマーとして、というよりは社会人としてですが、最低限のコミュニケーション能力は必要になります。
プログラマーというと一人で黙々と作業しているイメージがあるかもしれませんが、実際はチームで開発しているので、人とのコミュニケーションは必須になります。
ただ他の職種に比べると、打ち合わせやプレゼンの機会は少ないので、そこまで心配する必要はないかもしれませんね。
数学が苦手な未経験からプログラマーになる方法
では、数学な苦手な未経験の状態から、実際にプログラマーになるにはどうしたら良いかというと、次の3ステップです。
数学が苦手な未経験からプログラマーになる方法
ステップ1:Progateでプログラミングの基礎を習得する(2週間〜1ヶ月)
ステップ2:就職・転職サポート付きのプログラミングスクールに通う(3〜4ヶ月)
ステップ3:就職・転職サポート経由で就職・転職する(2週間〜1ヶ月)
これが最も効率的かつ確実にプログラマーになる方法です。
それぞれ以下で詳しく解説していきますね。
ステップ1:Progateでプログラミングの基礎を習得する
まずProgateでプログラミングの基礎を習得しましょう。
なぜProgateから始めるかと言うと、初心者にも分かりやすくゲーム感覚で楽しくプログラミングを学べるからです。
本来プログラミングはパソコンへの環境構築が必要になりますが、それ自体に少しハードルがあります。
その点、Progateはすべてブラウザ上で完結できるので環境構築が不要で、初心者でも簡単にプログラミングを学ぶことができます。
なので、最初はProgateを使ってプログラミングを学びましょう。
ステップ2:就職・転職サポート付きのプログラミングスクールに通う
次に、就職・転職サポート付きのプログラミングスクールに通いましょう。
初心者でも挫折せず効率的にプログラミングを学べる
プログラミングスクールを活用することで、初心者でも挫折せず効率的にプログラミングを学ぶことができます。
プログラミングを始めたばかりの頃はエラーが頻発します。そして、多くの人がそのエラー対処で苦労して挫折してしまうんですね。実際、プログラミング学習の挫折率は90%というデータもありますから。
その点、スクールを活用すれば、プロの講師に質問し放題なので、エラーでつまずいてもすぐに解決できます。
なので、最初の大きなハードルはプロの力を借りて挫折せず確実に乗り越えていきましょう。
就職・転職サポートで就職先企業を紹介してもらえる
また未経験からの就職・転職の場合、「就職・転職サポート付き」というのもポイントになります。
なぜなら、就職・転職サポート付きのスクールでは、カリキュラム修了後に就職先企業を斡旋してもらえるからです。
現実的に、未経験から自力で優良企業に就職・転職するのはかなり厳しいです。
その点、スクールの就職・転職サポートがあれば、スクール×企業のコネクションを生かして、未経験でも優良企業に就職・転職することが可能です。
なので、未経験から就職・転職する場合は必ず「就職・転職サポート付き」のスクールを選ぶようにしましょう。
どのスクールを選べば良いか?
就職・転職サポート付きのスクールと言っても、非常にたくさんあるのでどれを選べば良いか迷ってしまうと思います。
そんな方のために、こちらの記事では就職・転職に強いプログラミングスクールを5つに厳選して解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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就職・転職に強いプログラミングスクール5選【現役エンジニアが厳選】
ステップ3:就職・転職サポート経由で就職・転職する
カリキュラムが修了したら、いよいよ最終段階です。
スクールの就職・転職サポートを使って就職・転職活動をしていきましょう。
上述した通り、スクールのコネクションを使えば、未経験でも優良企業に就職できますよ。
なので、あとは大船に乗ったつもりで自信を持って面接に臨んでください!
就職・転職までの理想的な進め方
理想的な進め方としては、Progateと同時に、スクールの無料カウンセリングを受け始めるのがオススメです。
なぜなら、Progateが終わったらすぐにスクールの受講を開始できるので効率が良いからです。
スクールは申し込んでから受講するまでに約2週間〜1ヶ月程度かかることが多いですからね。
基礎学習からスクール受講までに期間が空いてしまうとせっかく習得した知識も抜けていってしまうので、この進め方が最も理想的です。
先程紹介したスクールはすべて無料でカウンセリングを受けられるので、気になるスクールを2、3つ選んで話を聞いてみると良いですよ。
就職・転職に強いプログラミングスクール5選【現役エンジニアが厳選】
まとめ:数学が苦手でもプログラマーになれる!
今回は、数学が苦手でもプログラマーになれる理由やプログラマーに必要なスキル、数学が苦手な未経験からプログラマーになる方法を解説しました。
この記事を読んで、数学が苦手でもプログラマーになれることがお分かり頂けたかと思います。
色々と悩んでいても前に進めませんよ。まずは思い立った今、早速行動してみてください。
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就職・転職に強いプログラミングスクール5選【現役エンジニアが厳選】